クライミング用語まとめ(後編)

スポンサーリンク
ボルダリングの部屋

ボルダリングジムに通っていると耳にする、だけど今更人に聞けないそんな用語ありませんか?私はいっぱいあります。だから調べて、まとめてみました。『た行~ワ行』です。どうぞ!(『あ行~さ行』は『クライミング用語まとめ(前編)』をご覧ください。)

用語は㈱日本文芸社『基礎から始めるスポーツクライミング』を参考にさせて頂きながら、ジムで聞くワード、等をまとめました。

スポンサーリンク

俵持ち;3本の指を重ねて、俵の形にして持つ方法。具体的には人差し指と薬指を隣同士にそろえ、その上に中指をのせて俵が重なったような形を作る。ポケットホールドなどに指を入れる際に2本指より俵持ちで3本指の方が力が入りやすい。また、スローパーホールドなどで点で押さえたい場合なども有効に使える場合もある。

タランチュラ;イタリア発の山靴メーカー『La Sportiva』のクライミングエントリー層向け  シューズ。私も初めての1足は『La Sportivaのタランチュラ』でした。

ターンイン;クライミングシューズで内側へ曲がりこんだ形状のものを言う。

ダウントゥ;クライミングシューズでつま先が下向きに垂れるように曲がっているシューズの形状のものを言う。

ダイアゴナル;斜めの態勢の状態で、伸ばした足と反対の腕を伸ばして、バランスをとる動きの事。「右手&左足」、もしくは『左手&右足』の組み合わせでバランスとる。

ダイナミック;スタティックの反対。スタティックムーブが静的動きなら、ダイナミックは動的ムーブ。(主にランジやダブルダイノ等)

ダブルダイノ;両手でランジ。両手を離して、ホールドに飛びつくムーブ。

大ちゃん;小山田大さん。プロのフリークライマー。(神奈川県横浜市に小山田大さんプロデュースのクライミングジム『プロジェクトクライミングジム』がある)

地ジャンスタート;地面からジャンプしてスタートホールドを取ってスタートする事。

チッピング;故意に岩(ボルダー)を削ること。犯罪です。絶対やったらアカン。

チョーク;滑り止めに使用する粉。粉状のもの以外に液状のものや固形のものなどがある。主な成分は炭酸マグネシウム。私は東京粉末の黒色をよく利用しています。

チョークバッグ;チョークを入れておくケース(袋、バッグ)。たまにジップロックにチョークを入れて、そのジップロックをチョークバックにいれている二重構造の人を見かける。8bPLUSなどの可愛いバッグからPetzlなどのカッコいいものまで様々ある。個性を出したいところ。

チョークボール;チョークを入れる袋。イメージは野球のピッチャーが投げる前に手に持つやつ。チョークの飛散防止や付けすぎ防止に役立ちます。購入する時は縛る紐が非伸縮タイプが良い。なぜなら、紐が切れたことがあるから。

ツルギ;クライミングシューズブランド『浅草クライミング』のシューズ名。比較的横幅のあるシューズ。良いシューズだけど、現在は製造委託していた韓国工場の倒産に伴い、製造中止中。

手に足;手で持っているホールドに足をかけるムーブの事。体が硬い人にはキツいムーブ。

テナヤ;スペインのクライミングシューズブランド『テナヤ』。

テープ課題;ボルダリングジムのテープで印された課題。□や△、↑マークなど様々な形で課題のルートを識別されている。

デッド;距離があって取りずらいホールド等に対して、体が一瞬無重力な状態になるように勢いをつけて取りに行くムーブの事。(デッドポイントとも言う)

トゥー;つま先。つま先でホールドを引っ掛けること。(トゥーフックとも言う)馴れないと足の脛筋や太ももがつってしまうので、上半身だけでなく下半身もストレッチすることが重要。

トラバース;横移動すること。(トラバース課題などとも言う)混みあっているジムでトラバース課題をしていると、空気読め感がひしひしと感じます。

ドロップニー(キョン);片方の膝を内側に折り畳んで安定させるムーブ。うまくなると安定感を出すほか、距離出しもしやすくなる。膝を折り畳んだ際に、膝と腰が壁に近づける事を意識すると安定感が増すかも?

トップロープ;事前にトップ(上)から安全確保用のロープがあり、そのロープを使用してクライミングする事。

ニーバー;膝をホールドに引っ掛けて、体を安定させるムーブ。レストなども可。

ニトロ;欧州のチェコのクライミングシューズブランド『OCUN』のハイエンドモデル。一度履いてみたいが手が届かないシューズ。

ヌンチャク;クイックドローの事。2個のカラビナをスリングでつないだ物。

ぬめってる;汗でホールドがヌメヌメしている事。

;なかなか攻略方法が分からず、ハマってしまう事。(クライミング用語ではないが、若い子は使うはず)

ノースフェイス;アウトドアアパレルブランド『North Face』。さすがアウトドアブランド!Tシャツやパンツなど丈夫なためガンガンジムでヘビロテで着用出来ます。地味にクライミング用のソックスがおススメです。

パンプ;登っているうちに腕がパンパンに張ってしまうこと。(パンプアップの略)

パンプアウト;上記のパンプで登れなくなること。

パンプ東京;ボルダリングジムB-PUMP秋葉原店の意。他にも荻窪や横浜などもある。

パキる;手の指の関節、筋を痛める事。「パキったー」って人は「大丈夫?」と労わってあげましょう。

パーミング;スローパーホールドなどを手の平全体の摩擦で押さえつけるように保持すること。

ハーフクリンプ;カチ持ち(フルクリンプ)程まではせず、指の第2関節は立てないで指を壁に垂直になるくらいに立ててホールドを持つ方法。

ハーネス;リードやトップロープなどのルートクライミングの際に腰に装着する安全ベルト。

平山ユージ;プロのフリークライマー。(東京と埼玉県に平山ユージさん運営のクライミングジム『Base Camp』がある)

ヒールフック;踵をホールドに引っ掛けて保持や安定させるテクニック。力をかける方法を間違えると膝や足首がケガすることがあるため、適切なムーブを心がけたい。

ピンチ(ピンチグリップ);親指とその他4本指で挟むようにホールドをつかむ持ち方。プロレス技で言うところのアイアンクロー的な持ち方であるが、4本指は広げずくっつける。

ビレイ;ロープによる安全確保の事。

ビレイヤー;クライマーの安全確保のため、ビレイをする人の事。

ファイブテン(5.10);アプローチシューズやクライミングシューズを手掛けるアメリカのブランド。Stealthラバーで有名。2018年にadidas/Five tenで再始動した。東京オリンピックで野中生萌選手がFive tenのハイアングルプロを履いていたのが記憶に新しい。

フットホールド;足で使うホールドの事。フットホールドや足限定と書かれていると、足で使うホールドのため、手で使用することが出来ない。

フォール;壁や岩から落下する事。気をつけましょう。

フラッギング;片方の足のみをホールドに乗せ、もう片方の足は体の重心とは反対側に開いてバランスをとって、次の一手を取るテクニック。

フラッシュ;一発で課題を登ったが、事前に登っている動画や攻略方法などの情報を得ているとオンサイトではなく、フラッシュとなる。昨今はSNSや動画サイトで様々な課題の動画がアップされているので、オンサイトを目指す人は関連動画などでついつい見てしまわないように気を付けてください。

フリクション;摩擦抵抗の事。「梅雨はジメジメしていて、ホールドのフリクションが悪い」と言えば、ホールドの持ち感が悪いという事でしょう。ホールド以外にも、「シューズのフリクションが悪い」と言えば、シューズの買い替え時もしくはリソール時期なのかもしれません。

フルクリンプ(カチ持ち);いわゆるカチ持ち。指の第2関節を立てて、ホールドを持つ方法。この時、第1関節は反らせるようにしっかり保持する。親指を人差し指の上に重ねてロックすると保持が安定するが、指が短くて重ならない場合には人差し指の横に親指を押し当てるだけでも安定感は増す。

振り(側対);正対が壁に対して正面を向いているのに対して、振りは横に向けた状態で、片側の足だけでホールドにのって重心を取り、もう片方の足は体とは逆側に足を開きバランスをとる。重心が乗っている側の手で次のホールドを取りに行く。

ポケット(ポケットホールド);穴が開いたような形のホールド。1本しか入らないポケットホールドのやり過ぎは、指への負担が大きいため、指のケガに気を付けて。

マッチ;両手で一つのホールドを持つこと。

マントル返し(マントリング);岩(ボルダー)の頂上で、自身の体を持ち上げて頂上に這い上がる動き(ムーブ)の事。

マムート(MAMMUT);マンモスがトレードマークのロープメーカーから創業開始したスイスのアウトドアブランド。今年が160周年YEAR。

マーモット(Marmot);アメリカのアウトドアブランド。マムートとは異なるブランド。

マッドロック(Mad Rock);アメリカのクライミングシューズブランド。ドローンHVやドローンLV、Sharkなどが有名。

ムーブ;体の使い方、動きの事。

ラップ(ラップ持ち);手のひらで覆うように持つ持ち方。

ランジ(ダイノ);飛びついて次のホールドを取りに行く動き。

リップ;Wallや岩の強傾斜から緩い傾斜へ移る角っこの部分。

リード;安全確保のロープを自分でクイックドローにクリップしながら登る事。

リソール;クライミングシューズのソールのラバー張替修理の事。(ラバーにも多くの種類があるため、好みがあれば事前にお店に確認すると良い。)

ルーフ;天井のようになった壁。

レスト;3点支持の状態で腕を休める事。

レッドポイント;2回以上で完登する事。

レイバック;足で押しながら、手は引いてバランスをとるテクニック。(体は側対になっている事が多い。)

ロープワーク;ロープ動作の事。

ワンチャンある;クライミング用語ではないが、若い子が良く使っている。攻略できるかもしれない、出来るかもしれない課題、ムーブの時に使用。(要は、たぶん出来る、出来そうだ、出来るんじゃないかなって時に、「ワンチャンある」と使う)

いかがでしたでしょうか?意外と知らいワードがあるものですね。追加ワードがあれば、適宜更新致しますので、ちょくちょく覗きに来て下さい。

さいごに

今回参考にさせて頂きました日本文芸社の『基礎から始めるスポーツクライミング』をご紹介致します。こちらの本はムックとなっており、全編カラーで基礎的なムーブや用語が詳しく解説されております。また、ムーブについてはQRコードがあり、スマホ等で動画が見れるようになっており、すごくわかりやすかったです。これからクライミングを始めようという方にもぴったりだと思いますので、是非機会があれば手に取って見てみて下さい。

読み手:公益社団法人東京都山岳連盟
¥1,485 (2024/01/26 21:19時点 | Amazon調べ)

コメント

タイトルとURLをコピーしました