新生活オススメアプリ『トヨタシェア』について
皆さまはTOYOTA SHAREをご存知ですか?また、レンタカーなどを利用したことはありますか?
大学生や社会人の方で春から新生活が始まるという方におススメしたいアプリが『トヨタシェア』です。なぜならば、いざという時に車が乗れる事は物凄く便利な事だからです。イメージしてみて下さい。車があればちょっとした家具は運べます。友人とBBQなどをする場合にも、買い出しに利用出来ます。デートや旅行などにも活用でき、行動範囲が広がるからです。
『トヨタシェア』とは、トヨタの新しいカーシェアサービスの事です。これまで車を借りるとなると、レンタカー店舗へ行きレンタカーを借りる手続きを行うという流れでしたよね。もしくは、スマートホンからレンタカーの専用アプリで予約し、レンタカーが駐車されている駐車場へ行き、借りるというのが一般的でした。トヨタが展開するサービスでは「トヨタレンタカー」や「チョクノリ」でした。
それが、2023年1月末に『旧トヨタシェア』とトヨタレンタカー『チョクノリ!』が統合され、『新TOYOTA SHARE』に生まれ変わりました。
これまでトヨタシェアやチョクノリを利用されていた方はとっつき易いかと思いますが、初めての方にとっては少なからず不安があるかと思います。なぜなら、車なのに鍵が無いからです。正確に言うと鍵はありますが、これまでのレンタカーのように車の鍵という訳ではなく、予約したご自身のスマートホンが車の鍵になります。
トヨタシェアの利用方法
まず初めてにスマートホンに専用アプリをダウンロードし、入会のために「運転免許証」と「クレジットカード情報」を登録、そして審査を受けます。審査が通れば、晴れて入会完了です。
この入会が完了して初めて専用アプリから車を予約出来ます。
専用アプリを開くとマップが表示されます。位置情報を許可していれば現在地を中心としたマップが開きます。ご自身の都合のいい「出発ステーション」を選択し、そのステーションが保有する車種の中から借りたい車を選びます。ここで注意!車種と借りる時間によって、料金が異なります(料金は後掲)。安く抑えたい!って人は、軽自動車やアクア、ヴィッツなどの普通車を選ぶことをオススメします。ちなみに、支払いは初めに登録したクレジットカードで引き落としされます。
レンタル予約は最長3か月先の予約が可能で、逆に直近では1分前までの予約が可能です。
※基本的にはワンウェイ利用不可。一部エリアのみ実験的にワンウェイ利用可能。
これまでのレンタカーサービスでは、店舗の営業時間中に借りるもしくは、返却が必要でしたが、トヨタシェアの場合は24時間いつでもレンタル・返却可能です。これは嬉しいですよね!
利用料金について(例;C0クラス 車種;タント、キャンバス、等)
車種クラス料金;ショートプラン(※2023年2月時点)
ショートプラン(15分毎) | 220円 | (~6時間まで) |
6時間パック | 5,610円+距離料金 | (~6時間まで) |
12時間パック | 5,940円+距離料金 | (~12時間まで) |
24時間パック | 7,810円+距離料金 | (~24時間まで) |
以降24時間毎 | +6,600円+距離料金(16円/km) | |
1時間毎 | +1,210+距離料金(16円/km) |
車種別の料金抜粋(引用;TOYOTA SHAREホームページ)
https://mobility.toyota.jp/r-toyotashare/index.html?padid=menu_logo
事例①ショートプランで3時間利用した場合
・220円/15分×3時間=支払い額 2,640円(距離料金無し)
事例②ショートプランで6時間(100㎞)利用して返却した場合
・220円/15分 × 6時間=支払い額 5,280円
事例③6時間パックで3時間(100㎞)利用して返却した場合
・5,610 + 距離料金(16円 × 100km)=支払い額 7,210円
事例④6時間パックで6時間5分(100㎞)利用して返却した場合
・5,940 + 距離料金(16円 × 100km)=支払い額 7,540円
※この事例の場合、超過料金を適用すると高額になるため、自動的に12時間パックで計算されます。
※後述しますが、延長の場合には必ず予約変更をしましょう。
車選びで気を付けたい点
予約する際に、ステーションや車種によってショートプランが設定されていない場合があります。
また、同車種でもショートプランの設定と6時間パックプランが混在している場合があります。
そのため、ショートプランで借りるつもりが、間違えて6時間パックで借りてしまってたなんて事にならないように気を付けて下さい。6時間以内の返却なら、圧倒的にショートプランが安いです!
返却予定時間に間に合わない場合(時間延長について)
道路状況などで予約時の返却時間に間に合わない場合ってありますよね?そんな場合には、必ず返却時間の変更をしましょう。無断で返却時間を過ぎた場合には、超過料金の2倍の料金が掛かるそうです。
しかしながら、次のお客さんの予約が入ってしまっている場合には変更も効かないため、スケジュールや予約時間には余裕を持って行われることを推奨します。
利用開始時間に間に合わない場合
寝坊や準備に時間が掛かって予約した利用開始時間に間に合わない場合は自動キャンセルはされません。そのまま利用時間となり、返却時間を迎えた時点で自動キャンセルとなります。
これまでのシステム(『チョクノリ』や『旧トヨタシェア』)では、予約開始時間から1時間経過すると自動キャンセルになり、キャンセル料6,600円が請求されました。そして、次の予約が1時間後となっておりましたので、かなり不便でした。私自身この自動キャンセルシステムで苦い経験があります。そのため、このシステム改訂はひじょうに嬉しい改訂です。
もし予約時間に間に合わない場合は、開始前に時間変更する事をオススメします。
万が一の保険について
利用中の万が一の事故などの保険及び補償について、ショートプランの場合には基本料金に下記表の内容が含まれていますが、6時間超の利用プランの場合に、別途料金(1,100円/24時間)の申込が必要です。詳細はTOYOTA SHAREのホームページを参照下さい。
https://mobility.toyota.jp/r-toyotashare/price/?padid=menu_price
NOC(ノンオペレーションチャージ)の一部免除になる「安心Wプラン」の設定もあります。
車両搭載品について
車両には下記搭載品があり、かゆいところに手が届く的なドライブアイテムが充実しています。
シェアカーには欠かせない必須アイテムのスマートホンの充電器もあり安心です。
その他、除菌スプレーや除菌ウェットシート、コロコロなどコロナ禍に配慮された仕様になっています。
車には勿論カーナビが設置されています。また、ETC機もあるため、高速道路利用時は使用出来ます。千葉~東京間のアクアライン高速道路を例に出すと、普通車の通常料金は3,140円なのに対して、ETC料金は800円ですので、高速道路では絶対ETCカードを使用する事をオススメします。
スマートホンの充電器は↓ようなものです。タイプCとライトニングケーブルに対応したものですので、iphoneユーザーにもアンドロイドユーザーも安心です。
利用中の燃料問題については、提携会社のガソリンカードがサンバイザーの所にありますので、ガソリンを入れる場合にはこのカードを使用して給油します。費用は掛かりません。
快適性について
快適性について、トヨタシェアの中でもトヨタレンタカーの店舗内にあるステーションでは、車内の清掃が行き届いており、過去にも嫌な臭いがしたなどの経験がありません。以前、スタッフの方に聞いたところ、コロナ禍になってからは予約の間隔が詰まっていなければその都度掃除をしているとの事でした。
ちなみに、車内のダッシュボードに貼られているおりますが、喫煙やペットの同乗、ごみ放置は禁止されています。ペット連れの方はご注意下さい。
その他、店舗内にあるステーションの場合には、ごみ箱が設置されています。そのため、シェア中に発生したゴミなども捨てる事が出来ます。
利用してみた感想
実際に利用したみた感想として、まず最初にステーション数が多いことに驚きました。これは住む場所にも依ると思いますが、かなり多い印象です。1番最寄りのステーションに希望する車が無くても、自転車で数分走れば別のステーションがあるため、利用日の数日前に予約すれば空車の心配は少ないと感じました。
次に、車内の快適性については、前述している通りキレイです。そして搭載品に感謝です。特に充電器とウェットティッシュは必ずと言っていいほど毎回使います。
最後に費用について、価格だけを考えると他にも安いレンタカー会社はありますが、トヨタシェアの場合は、24時間予約・乗り出し・返却可能なため嬉しいですよね。
また、現在のところ(2023年4月時点)入会費用・月額費用なども無償なのも嬉しいポイントです。
おわりに
新生活にオススメアプリという事で『トヨタシェア』をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?新生活の準備のため、家具や食品、自転車などを準備、検討された方も多いかと思いますが、少し落ち着いた頃にカーシェアを利用して行動範囲を広げてみてはいかがですか?新たな出会いや発見があるかもしれませんよ。
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