はじめに、ボルダリングとは
ボルダリングとはクライミングの一種です。クライミングと聞くと、ものすごい高さの岩壁を登る事をイメージされる事が多いですが、ボルダリングでは1〜5m程度の人工壁や岩をクライミングシューズとチョークだけで登るスポーツです。
2021年には東京オリンピック種目に選ばれた事により少しづつですが、認知度も上がってきています。
ボルダリングはインドアとアウトドア(外岩)があります。インドアボルダリングでは、樹脂等で作られたホールドと呼ばれる掴むところが付いた人工壁で構成されています。アウトドア(外岩)では、唯一無二の自然の岩で開拓者やクライマーが作った課題(ルート)を登ります。
クライミングについての歴史やテクニックなどの詳細は他の方にお任せするとして、私のページではボルダリングの楽しさをお伝えできればと考えています。
まず、ボルダリングと聞くと危ないよね?とか、力が無いと出来無いんじゃない?体重が軽くないと出来ないよね?と考える方も多いと思いますが、勿論、危なくないとは言えません。危険を伴うスポーツだと理解し、自己責任のもとで行う必要があります。しかし、ルールやマナーを守り、無茶をしなければ誰にでも出来るスポーツだと私は考えます。ボルダリングジムには未就学児童からご年配の方70代の方も登っています。決して、力が無いと出来ないことはありませんし、体重が重くたって出来ます。
ボルダリングジムでは、指定されたホールドのみを使って持ち方や握り方、体の使い方を工夫して、ゴールまで登ります。壁に各コースが設定されており、それが課題と言われます。基本的には各課題に対して1人で向き合い、攻略法を探していきます。簡単な課題があれば、難しい課題もあります。難しい課題を攻略できた時の達成感は、思わず声をあげたくなるほどです。
個人的に、ボルダリングは社会人や学生にオススメしたいスポーツです。特に転勤者や学校に馴染めない学生にオススメです。理由として、基本的にボルダリングは課題に対して、ひとり向き合うスポーツですが、ボルダリングジムでは、同じ課題に向き合っている者同士相談し合いながら行うことがあります。そのため、知り合いが居ない転勤者や学生は、ジムに通うことでボルダリング仲間が出来ます。人から干渉されたくない人は、一人課題と向き合いながら、体を動かし、達成感を味わうことが出来ます。勿論、行きたくない時は行かなくても良いわけで、雰囲気が合わないと思った時は別のジムに行けばいいわけです。
多くのボルダリングジムでは、レンタルシューズ、滑り止めのチョークのレンタルを用意されていることが殆どです。そのため事前に準備する物はというと、汚れても良い服、履き替え用のくつ下程度です。中には数年間レンタルで凌ぐ人もいますが、慣れてきたらマイシューズやマイチョークなどを揃えて楽しむのも良いかと思います。私も通い始めの数ヶ月はレンタルで過ごし、半年程経過してからマイシューズ、マイチョーク、バックを買いました。
ボルダリングが気になっている方は、まずはボルダリングジムへ見学や体験に行かれてみてはどうですか?体を動かすことで、汗をかいてリフレッシュできますよ。やらない理由を考えるより、まずはやってみよう!!体験の先にはきっと新しい未来が待っていますよー!
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