テレビ東京で木曜日午後6時25分から放送している人気番組『タクシー運転手さん一番うまい店に連れてって!』で紹介されたお店に行ってきましたので、ご紹介します。
『タクシー運転手さん 一番うまい店に連れてって!』とは
『タクシー運転手さん 一番うまい店に連れてって!』とは、毎週木曜日午後6時25分からテレビ東京で放送している番組です。出演者は、平成ノブシコブシ吉村、3時のヒロイン、ナレーター大江戸よし々、他ゲストです。
番組内容は、街のタクシー運転手さんに、今一番美味しいと思うお店に連れて行ってもらいおススメメニューを教えてもらうという内容。昔からうまい店はタクシー運転手に聞けば間違いないと言いますもんね。
紹介店『ウイグル料理 シルクロード ムラト』
今回行ってきたお店は2022年7月14日放送で紹介された埼玉県さいたま市桜区にお店をかまえる『本場ウイグル料理 シルクロード ムラト』さんです。
『本場ウイグル料理 シルクロード ムラト』HP
お店の外観は、海外のダウンタウンにあるお店を彷彿とさせます。以前に行ったインド旅行を思い出しました。あの旅はほんと珍道中だったなぁ。それはさておき、ウイグル料理というと皆さん想像つきますか?私自身どのような料理なのか知りませんでした。ウイグルと聞くとニュースで聞く『新疆ウイグル自治区』という言葉であり、中国政府に一方的に弾圧されているというイメージでした。
新疆ウイグル自治区は、中国の自治区とされており、自治区の中では中国最大で約2500万人の人口が暮らしています。地図ではユーラシア大陸の真ん中に位置し、モンゴル・ロシア・カザフスタン・キルギスタン・タジキスタン・アフガニスタン・パキスタン・インドの国境に隣接しています。自治区にはウイグル民族の他、漢民族など10数の少数民族が暮らしています。まさに中学で習ったシルクロード沿いに位置し、中東、アジアなどの民族が行きかう交易路であることが分かります。
食文化は、ウイグル民族の多くはイスラム教を信仰しているため、ムスリム料理がベースになっており、羊の肉が多様されています。また、小麦粉でパンやうどんのような麺なども作られます。
今回注文したのは、『ラグメン』、『ジク・カワブ』、『ポロ』、『グシナン』、ドリンクに『バジルシード(ライチ)』です。
『ラグメン』は小麦粉で作られたきしめんのような平麺に、ラム肉と野菜を炒めものを上にかけたものでした。麺はコシがありモチモチツルツル。見た目ほどコッテリしておらず、ラム肉のクセや香辛料のどキツさもなく、日本人の口に合う味付けでした。
『シシカバブ』はスパイスを振ったラム肉の串焼きです。想像以上に柔らかく、臭みもありませんでした。
『ポロ』はあっさり塩味の焼き飯にラム肉が乗ったウイグル風焼き飯って感じです。一緒にヨーグルトが付いてくるのですが、本来はヨーグルトをかけて、食べるそうです。ヨーグルトをご飯にかけて食べる文化が日本に無いため最初は違和感がありましたが、ヨーグルトをかけることによってあっさり味に適度な酸味が新鮮でした。
『グシナン』はスパイスで味付けされたラム挽肉と玉ねぎが詰まったミートパイです。
『サムサ』はグシナン同様に玉ねぎとラム挽肉が詰まったパンです。
『グシナン』と『サムサ』は持ち帰りし自宅で食べたのですが、これはビールによく合います。ただ、生地が少し硬くなっていたので、次回は焼き立てをお店で食べたいです。
『バジルシード(ライチ)』、シードがたっぷり入っています。ライチの味が爽やかで夏の暑い日におススメです。ビールジョッキにたっぷり入っています。
今回食べた料理全てが美味しかったので、ご主人に日本風に味付けをアレンジしているのか質問したところ、味付けは日本人の舌に寄せておらず本場の味付けのまんまだそうです。
まとめ
テレビ番組『タクシー運転手さん 一番うまい店に連れてって』で紹介されていた『本場ウイグル料理 シルクロード ムラト』さんで、初めてウイグル料理を食べたのですが、ウイグル料理は羊肉を多用したクセのない日本人の舌に合うあっさり味の料理でした。こちら『ムラト』さんでは、まだまだ食べていないお料理やお酒の種類がたくさんあるため、今シーズン中にまたお邪魔したいと思います。
ではでは、また次回ご紹介致します。
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