本記事では子どもに薦めたい、そして、子どもも大人も楽しめるフランス生まれのボードゲーム『Quarto』をご紹介します。是非、ご参考にしていただき、家族時間にお子さんと一緒に楽しんで下さい。
『Quarto』ってどんなゲーム?
メーカー;Gigamic社
プレイ人数;2人
対象年齢;8歳~
プレイ時間;15分
『Quarto』はフランスで生まれた2人用のゲームで、学校教材や社会人教育などのメソッドに採用されている事で有名なボードゲームです。対象年齢は8歳以上と設定されていますが、大人でも十分楽しめます。プレイ時間は約10~15分程度で、4×4のマス目のボードに駒を順番に並べていき、同じ形、同じサイズ、同じ色のいずれかの条件で先に縦・横・斜めのいずれか一列に並べた方が勝ちという五目並べのようなシンプルなルールです。駒の種類は16種類、駒数は16個。
駒の種類は以下の表となります。
木の色:直方体 大 | 紫色:直方体 大 |
木の色:直方体 小 | 紫色:直方体 小 |
木の色:円柱 大 | 紫色:円柱 大 |
木の色:円柱 小 | 紫色:円柱 小 |
木の色:円柱 大 穴あり | 紫色:円柱 大 穴あり |
木の色:円柱 小 穴あり | 紫色:円柱 小 穴あり |
木の色:直方体 大 穴あり | 紫色:直方体 大 穴あり |
木の色:直方体 小 穴あり | 紫色:直方体 小 穴あり |
遊び方(プレイルール)
まず先攻後攻を決め、順番に駒をボード上に配置して行くのですが、このゲームが他のゲームと一味違う点が、配置する駒を自分で選べない事です。対戦相手が駒を1個選び、相手に手渡します。相手はその駒を好きな位置に配置し、最終的に同種類の駒を一列に並べ『Quarto‼』と宣言すれば勝敗が確定します。恥ずかしからずに大きな声で『Quarto!!』と叫びましょぅ。
もし万が一『Quarto‼』と宣言を言い忘れた場合には、次のターンで相手に駒を手渡した際に『Quarto‼』と宣言されると相手の勝ちとなります。また、双方が気づかなかった場合にはその一列は無効となります。
勝負に勝つためには、ボード上の駒の配置状態を把握しながら、残りの駒の色・形・サイズも把握し、どの駒を手渡せば相手の思惑を阻止できるか、またどこに配置すれば勝てるのかを考えながらプレイしなければなりません。これが洞察力や問題解決策を鍛えると期待されている所以だと思います。
上級ルールについて
ゲームに馴れてきたら、上級ルールを追加する事をオススメします。
上級ルールとは、標準ルールの勝ち条件にプラスして、駒の配置条件を↓の写真のように四角形状に並べることも勝ち条件に追加することです。
オススメは 『Quarto mini』
実際に私が所有しているものは、『Quarto mini』です。その理由は、カバンに入れても嵩張らず、持ち運びがしやすいからです。箱のサイズは約18㎝×約18cm×約5cmとバックパックにも入る大きさで、中身だけであればipad程度の大きさです。このサイズであれば、CAFEやレストランで友人とプレイして楽しむ事も出来ますし、帰省や家族旅行に持っていき旅先でボードゲームを楽しむなんて事も出来ますので、おススメです。
箱の中はこんな感じです。マス目のボードは木製で作られており、ボードの縁は怪我をしないように角をとった丸みのある形に鮮やかなオレンジ色で発色されています。
駒についても全て木製で作られております。こちらも綺麗な木目が分かるように落ち着いた色調に仕上げられております。
駒は、Gigamic社のイラストの布袋に入れられています。Gigamic社のファンならちょっとしたポチ袋にしたいくらいではないでしょうか。同封されているルールブックは、35か国語で記載されております。この事から世界各国で人気があることが分かりますね。
おわりに
遊びながら学べる子どもにオススメのボードゲーム『Quarto』をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?私自身、帰省中や旅行時に持って行き小学1年生の甥っ子と『Quarto』をして遊んだのですが、ルールが分かりやすいため、すぐに理解して遊んでくれました。プレイ時間が15分程度なので、ちょっとした隙間時間でも手軽にプレイできるところが良いですね。知育玩具コーナーで取り扱っている書店やおもちゃ屋さんも多いため、気になられた方はぜひお試し下さい。
最後までお読み頂き有難うございました。他のボードゲームも気になるって方はこちらの記事もどうぞ。薦めてもらって挑戦したら、まんまとハマったボードゲーム『バトルライン』をご紹介します。
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