渋谷でカレー屋さんに迷ったら『自然派インド料理ミラン・ナタラジ』はいかが？

『自然派インド料理ミラン・ナタラジ』について

1989年に日本で初めて菜食インド料理店として開業、東京の表参道や渋谷、荻窪、そして長野県蓼科に店舗展開。自然派インド料理というだけあり、完全無農薬と有機肥料で育てた野菜を使用し、化学調味料などは使用せず香辛料から調合して、毎日調理されているそうです。ちなみにナンやチャパティ、ロティ、パラタに使用している小麦についても、国産小麦なんだそうです。開業当時は日本ではヴィーガンやプラントベースという言葉が日本に根付いていなくて、コンセプトを理解されるのに苦労されたようです。食事制限のある方向けにヴィーガン、ベジタリアン、ハラル、五葷（ごくん）抜き、またマクロビやグルテンフリーなどにも対応されているようです。

メニューについて

メニューにはアイコンでビーガン対応や乳製品使用、ナッツ使用など表示されており、制限のある方にはわかりやすくて良いですね。単品メニューもありますが、お昼はランチブッフェがありますので、今回ランチブッフェを注文しました。価格は1590円（税込）でデザートまであります。

子供の頃からインド料理店でインドカレーを食べる習慣があり、これまで多くのお店に行ってきましたが、ベジタリアンのインド料理店はこちらが初めてでした。カレーというとチキンカレーやマトンカレー、日本ではビーフカレー（関西出身なもんでポークではなくビーフです）に慣れ親しんでいるため、ベジタリアン料理に満足できるのか心配でしたが、一口食べるとそんな心配は無用だったことが分かりました。ナタラジカレーにはゴロンとした大豆から作られた大豆ミートが入っており、食べごたえがあります。大豆ミートは柔らかい牛筋の食感に似ています。オリジナル天然酵母ナンはもっちりとしていて、小松菜のナンはふわっと小松菜の香りがするあっさりナンでした。カレーは4種全て食べてみましたが、辛さに強くない私でも難なく食べれました。かぼちゃカレーなんかは、かぼちゃの甘みがあるため、お子様でも安心して食べれると思います。パコラは、茄子の天ぷら。トマト味のチャツネを付けて食べるとポテトなどのサイドスナック的な感じです。

最後にデザートは数種の砕いたナッツが入ったトロッとした練乳のような甘いミルクデザート。カレーの後に食べるこの甘ったるさがひじょうに心地よく、口の中がリセットされます。

『自然派インド料理ミラン・ナタラジ』へのアクセス

『ミラン・ナタラジ渋谷』の最寄り駅は、東京のJR渋谷駅です。

渋谷駅ハチ公前スクランブル交差点を渡り、shibuya TSUTAYAと109フォーラムビジョンの間の通りを百貨店の西武渋谷方面に進みます。

右手のマックを通り過ぎ、２～３分歩くと右手に看板が見えてきます。ＯＩＯＩグループのＭＯＤＩの前の交差点とラーメン一蘭の看板が目印です。ラーメン一蘭のビルの3階が『ミラン・ナタラジ渋谷』です。

住所；東京都渋谷区神南1丁目２２－７岩本ビル3階

ホームページ；自然派インド料理 ナタラジ【公式】 (nataraj.co.jp)

おわりに

東京都内には秋葉原や神保町、下北沢、等々数多くのカレー激戦区があり、多くの有名店がありますが、渋谷に行かれた際には自然派カレーで、心も体も癒されてみてはいかがですか？