PICA秩父でキャンプ体験をしてきたので、レポートします。

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🏨 旅の宿

今年に入り、キャンプにハマっている同僚から毎週のようにキャンプ道具を車に積み込み、山へ出掛け、ボッチキャンプを満喫しているなんて話を聞かされると、キャンプなんてしたことが無い私もキャンプに興味が沸いてきました。そんな矢先、友人と旅行の話になり、温泉にも入れるPICA秩父のテント泊を提案したところ心よくOKしてくれ、晴れてキャンプ体験をする事になりました。そんな事でキャンプ初心者の私がPICA秩父で体験してきたキャンプ体験をレポートします。

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PICA秩父ってどんなところ?

PICA秩父は、埼玉県秩父市と小鹿野町にまたがるテーマパーク『秩父ミューズパーク』内にあるリゾート型コテージです。施設の中にはコテージの他、キャンプ場や温泉施設、レストラン、売店、コインランドリーなどがあります。また、施設の隣には森の中のアスレチック『秩父フォレストアドベンチャー』やスポーツ施設『スポーツの森』等があり、まさに自然を満喫出来る施設になっています。

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総合公園「秩父ミューズパーク」内にある、都内から気軽に行ける秩父のコテージキャンプ場。コテージでBBQが楽しめ、レストラン・大浴場も併設のアウトドアリゾートです。
PICA秩父正面玄関

敷地内宿泊施設は下の写真のようにコテージが殆どで、その中央にテントエリアがあります。中央のマルで囲まれたABCDEがテントエリアです。

近隣施設の「フォレストアドベンチャー秩父」は、ホテル入口のすぐ隣にあります。ホテルの宿泊プランに「フォレストアドベンチャー秩父」の利用料とセットになった限定プランもあるようです。詳細はPICA秩父hpをご確認下さい。

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総合公園「秩父ミューズパーク」内にある、都内から気軽に行ける秩父のコテージキャンプ場。コテージでBBQが楽しめ、レストラン・大浴場も併設のアウトドアリゾートです。
フォレストアドベンチャー秩父
スポーツの森

利用宿泊プラン

今回利用した宿泊プランは、キャンプ体験をしたかったため『焚火 セットアップテントサイト Duo』にしました。『焚火 セットアップテントサイト Duo』は宿泊用のテントやタープ、寝袋のシュラフやBBQ用の食材、焚き火がセットになったプランです。

テント、タープについては、下の写真のように到着時点で既に張られていますので、一からテント、タープを張る手間がありませんので、世のお父様方、彼氏さん方の見せ場が無くなる一方、失敗するリスクを防げますので、安心ですね。

設備について

テント内の設備

テントの中の設備は、以下となります。

インナーマットホットカーペットシーツ
ライトスタンドトングまな板
コット寝袋オイルヒーター
カセットコンロ加湿器虫よけスプレー
シェラカップハサミ包丁
ヤカン携帯充電器LEDランタン
テント内設備

この他、歯ブラシなどは施設フロント受付前で配られています。
上の設備一覧表にも書きましたが、テントの中はホットカーペットにより足元ポカポカの床暖に、オイルヒーターでテント内も優しくポカポカしています。正直、我が家より暖房器具が充実していて驚きです。WiFiこそないですが、その他のものは大体揃っていますので、初心者には安心ですね。ちなみに店員さんにWiFiの質問をすると、コテージプランにはWiFiが整備されているようです。

オイルヒーター
携帯充電器、電気ケーブル

テントに到着したのは夕方16時頃で気温が下がっていたため、外ではアウターが必要でしたが、テント内はオイルヒーターを事前にセットしてくれていましたので、テント内ではロンTで過ごせる程に快適な室温でした。テントの広さはこんな感じです。2人用ですが、印象としてはもう一人入れるんじゃないかなっと思うほど広かったです。30Lのバックパックを足元に置けますので、中央部はフル活用出来ます。(薄暗い写真ですみません)

2名用テント

なぜかオシャレなライトスタンド。それぞれのライトをON/OFF出来るほか、リモコンによる調光機能付きです。持ち出し可能なLEDランタン、ヤカン、シェラカップ×2個、カセットコンロ、虫嫌いの方も安心のアースジェットが常設されています。虫が苦手な女性陣たちも安心です。

ライトスタンド
包丁・まな板・ハサミ・虫よけスプレー・ヤカン・カセットコンロ

寝具は、コットの上にエアー式のスリーピングマットを敷いてくれていますので、背中の痛みなど無く快適です。シュラフ(寝袋)は、コールマン製のマミータイプの寝袋です。マミータイプは、封筒タイプと異なり足の動きが制約されるため馴れない人は窮屈に感じるかもしれません。私はそれほど窮屈には感じませんでした。金魚運動出来るくらいの余裕はありました。(参考体系;身長 約167㎝,中肉中背)

寝具はこんな感じ
気になる方は寝袋の中にシーツをどうぞ

テント外の設備

テントの外の設備は、以下となります。

テーブルコンロチェアごみ箱型チェア
クーラーボックス焚き火台
鉄板薪ストーブ
薪割台ハンマーレザー手袋
テント外設備
スノーピーク製チェア、テーブルコンロ
ごみ箱型チェア
クーラーボックス、傘
薪ストーブ、薪、レザー手袋、薪割台、ハンマー

テント到着後にやることは、夕飯の準備です。夕飯の準備と言っても、食材付のプランを申し込んでいたため、BBQと焚き火用の薪割くらいのものです。この薪割作業も初めての体験でしたが、意外と力仕事でした。しかし、家族連れやカップルでしたら、この薪割もワイワイ楽しく出来ると思います。男性諸君、薪割で鍛えた腕っぷしを見せるチャンスです!

薪割作業

薪割が終わるといよいよ、夕飯です。

夕飯

今回、予約の際に食事付きプランで予約しました。食事は、夕食と朝食が付きます。夕食は「キャンプBBQ」と「秩父BBQ」の2種類からどちらかを選択するのですが、折角ですので秩父名物が入った秩父BBQを選択しました。予約時に口コミ情報で食材が少ないという口コミがあったので心配をしていたのですが、実際にはそんな心配は不要でした。「秩父BBQ」の食材は下の写真です。これで一食分です。ものすごく多くないですか?

※ちなみに、食材の持ち込みは不可みたいです。が、結構持ち込んでいる人が多かったです。黙認なんですかね。。。一応、受付に売店があるので、食材が足らない場合は売店でカップラーメンやお酒など色々販売されてるので、そちらで追加購入するのもアリだと思います。カップラーメンも外で食べると格別ですからねぇ。

夕食「秩父BBQ」食材
売店のお酒コーナー(コンビニくらいの良心的な価格)
カップラーメンやジャムなども有ります!
BBQ用の炭や手袋、蚊取り線香なんかも揃っています
子供向けのボードゲームもあります✨

食材

宿泊案内ファイル
ベーコン付サラダ
牛肉ステーキ
チキンステーキ
手作りピザセット
秩父名物のしゃくしな漬け入りアヒージョセット

では、食材をご紹介していきますが、あまりにも量が多いため、サラダは翌朝に回しましたので、メインのステーキからご紹介致します。

料理は、早速、メインディッシュから始まりました。チキンステーキと牛肉ステーキです。一人一切れずつあります。作り方はまず薪割り作業で小さめと大きめに割った薪と着火剤で火を起こします。火おこしの方法は、事前に頂いた宿泊案内ファイルに説明書きがあるため、割と簡単に火おこしが出来ます。コレ!重要です。火おこしがスムーズに出来ると女性受けイイです!たぶん。知らんけど。。。

鉄板で牛肉ステーキを焼きます。この火加減が難しく、あっという間に焦げちゃいますので、気を付けて下さい。私は案の定、1枚目は1/3が炭化。。。しかし、2枚目はもちろん、上手に焼けましたよ。

火、起こします!
鉄板を置いて、肉投入!

続いて、チキンステーキを焼きます!チキンステーキは鉄板で焼き目を入れた後に切れ目を入れて火を通しやすくし、薪ストーブの中でじっくり焼きます。こんな感じになりました。↓

薪ストーブに薪と火をくべて準備
チキンステーキの出来上がり

続いて、ピザを作ります。もちろんピザ生地はもともと用意してくれていますので、ソースを塗って、チーズ、生ハム、タマゴとのせるだけですが、センスが出ます。そして、準備が出来たら、チキンを焼いた後の窯へ投入し、焼きます。

手作りピザ

窯へ投入して2~3分のあっちゅうまに、こんな感じで美味しそうに焼けます。どうですか?美味しそうでしょ?

薪ストーブへ投入
ピザの完成!

続いては、アヒージョです!このアヒージョには秩父名物のしゃくしな漬けが入っております。食材はしゃくしな漬け、銀しゃけ、プチトマト、ベビーコーン、ブロッコリーオリーブオイル、マジックソルト等が入っています。ステーキを焼いた鉄板の上にフライパンを載せて作ります。

勿論、飲み物はビールに始まり、ハイボール、水割り、そして、最後に珈琲へと移っていきます。焚き火をしながら、ウイスキーを垂らした珈琲を飲むとこれまた格別に美味しいんですよね。一度、皆さまも試してみてください。

気になる「トイレ」、「洗面」事情

キャンプといえば、トイレや洗面事情はどうなるの?って心配される方もいるかと思いますが、PICA秩父のテントサイトはこの問題もしっかり対処されていました。それが↓の写真です。

テントサイト内に専用の洗い場と共同トイレがあります。めちゃ近いですが、トイレは音漏れの心配はないと思います。

洗い場、共同トイレ
男性トイレ・小
男性トイレ・大(洋式のキレイなトイレでした)

勿論、お風呂もアリマス!

食事でお腹を満たした後は、お風呂ですよね。キャンプってお風呂入れないんじゃないの?って疑問を持っている方が多いと思いますが、ここPICA秩父には敷地内に大浴場があるんです!受付の横の建屋が「樹音の湯」という大浴場になっています。キャンプサイトからは歩いて3分程です。

露天風呂は無いですが、広い内風呂とサウナが楽しめます。タオルはテントに備え付けられているものを使用しますので、家から持参する必要はありません。これも嬉しいポイントですよね!

大浴場(PICA秩父ホームページ画像引用)
サウナ(PICA秩父ホームページ画像引用)

お風呂から上がり、夜空には満点の星空です。都会と違い、周りには明かりが殆どないため、星が綺麗に見えます。たまに流れ星?火球?も見えました。テントに戻ると就寝タイムです。体が冷えないように寝袋に潜り込み、たわいもない話を咲かせるのかと思いきや、疲れていたのでしょうか2人ともあっさり寝ました。周りのテントで騒ぐようなグループなんかも居なかったのが、ゆっくり寝る事が出来た理由だとも思います。夜中に一度トイレに起きましたが、初めてのキャンプにしてはぐっすり眠れたと思います。

朝になると、周りのテントやコテージで火おこしからの朝食準備が始まります。これもまた非日常の薪の焼ける臭い、各テント、コテージから上がる煙の風景も良いものですね。

朝食

眠気まなこで焚き火をおこし、朝食準備です。朝食は焼くものが特にないため、焚き火は暖を取るためのものです。朝食はあえるだけの物なので比較的楽に作れます。(朝食は、事前に前日の夕飯と一緒に貰いテント備え付けのクーラーボックスで保管しておきます)

いかがですか?朝食も結構ボリューミーですよね。しかしながら、美味しいため全てペロッといけちゃいます。

朝食2人前(サラダ、ピタパン、鳥胸肉、アマノフーズのコーンスープ、わたぼくのリンゴ100%ジュース)
前日のサラダ
サラダ1人分
前日のサラダを含めた朝食1人分(ピタパンサラダ、サラダ、コーンスープ)

ゆったりと朝食を済ませ、後かたずけですが、ここで気を付けたい事が1点あります。それが帰路のためのバスの時間です。車で行かれる方チャックアウトの時間のみでよいとは思いますが、バス利用の方は気を付けて下さい。PICA秩父のチェックアウト時間がAM10時ですが、秩父駅方面行きのバス時刻がAM9時51分ですので、それに乗り遅れてしまいますと次は12時半頃までバスがありませんので、ご注意下さい。

PICA秩父へのアクセス

■公共交通機関を使った行き方

西武鉄道『西武秩父駅』から駅前バスロータリーの「6番」乗り場の循環バス『ぐるりん号(ミューズパーク方面行き)』に乗車し、「スポーツの森」で下車します。(所要時間;約20~30分)

『ぐるりん号』は運行本数が少ないため、事前に時間スケジュールを立てておくことをオススメします。(※秩父鉄道「秩父駅」からでも同じ『ぐるりん号(ミューズパーク方面行き)』に乗車可能です)

バスロータリー6番乗り場
バス時刻表(本数が少ない!)

『スポーツの森』で下車すると芝生の上に下の看板がありますので、右手のトンネル側に進みます。トンネルを抜けるとPICA秩父の駐車場に出ますので、その先にPICA秩父の入口があります。

『スポーツの森』停車所
PICA秩父は右側へ進みます
PICA秩父へのアクセストンネル(ピンボケでスミマセン)

おわりに

PICA秩父での人生初のキャンプ体験はヌクヌク、ホカホカ、お腹一杯の楽しい思い出になりました。「これはキャンプではないんじゃないか」というご意見があるかもしれませんが、自分なりにはテント泊なのでれっきとしたキャンプ体験に認定したいと思います。今回のキャンプで気が付いたことは、キャンプをするには、道具が必要であるという事。例えば、今回は施設側で用意してくれていたテント、寝袋、コット、スリーピングマット、チェア、テーブル、鍋、焚き火コンロ、BBQコンロ、シェルカップ、等々。これを自前で用意するとなると、家に置き場が無いと成り立ちません。また、キャンプ場に持参するにも車が必要となります。キャンプ終了後には、テントについた結露やシケッた寝袋を乾燥させるために干すスペースが自宅に必要です。これらはワンルームや1LDKほどの集合住宅だとかなりハードルが高い事がわかりました。

私のようにキャンプ経験がない!けどキャンプがしたい!でもキャンプ道具を揃えるほど家も広くない!でも、やりたい!という方は、このような設備の整った施設でのキャンプ体験から始めて、実際の必要道具がどれだけ必要なのか感じてみるのも良いかと思います。

今回の記事を読んで、行ってみたいと感じた方は、是非お試しください。

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